2011年06月14日

のけもの

 土産を持ってショールームに行くと今日はウンナンは来ないよと言うので仕方なくみんなの輪の中に入ってわいわいとしていたが、おいもう帰るぞと誰かが言うのにつられて僕も帰り道についたけれども、知らない人について出てきてしまった。これからどうする? 知らない人が言うが、みんなあいつは誰だという眼で僕だけを見ている気がした。帰ります。そう告げて後戻りした。角度のないところから赤毛の男が執念のゴールを決めて代表が1点をリードした。やっぱり、執念で入るんだ。

 家族で狭い食堂の中に入った。奥のカウンターに詰めて詰めてなんとか体を押し込んだ。さて、さっきカツ丼を食べたばかりだし、うどんを食べようと思うのだけど、うどんを注文した人たちは、もう眼の前にうどんが出てきているのに誰一人手をつけようとしないのはなぜなのだろうか? 肉うどんをください。「ちゃんと礼を言うのよ」と姉が言った。いつ言えばいいの? 「足と足が触れたら、その時礼を言うのよ」姉は親子丼をぼそぼそと食べている。「おまえたち何もしないんだから」庭に父が見えた。孫にノコギリの使い方を教えている。「わしが教えないと誰が教える。ほら、ここをしっかり持って」ロスタイムに入って、試合は2-1で代表がリードしていた。「お父さん。葬式までおとなしくしておいてください」「駄目よ!」姉が強い口調で呼びかけている。「それは幻よ。教えてもらっちゃ駄目!」

posted by 望光憂輔 at 17:12| 夢まち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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