2010年05月13日

心の重労働

「いくら歌おうとキミの歌は世界に出て行かないんだよ」

「世界に出なかったら必要ない?」

「別に歌って損はないんだよ」

「得はあるの?」

「たいして得もないんだよ」

「私は疲れちゃった」

「キミには歌うなんて重過ぎたんだよ。そして、少し早すぎたんだよ。歌うためには充分な言葉の訓練というものがいるのだからね」

「そうなの?」

「さあ、僕は知らないよ」

「私には時間がないの」

「生き物はね、時間がない時にどれだけ時間を見つけられるかで、決まるんだ」

「何が決まるの?」

「そんなことは、僕は知らないよ。
キミが、勝手に決めればいいじゃないか」


posted by 望光憂輔 at 01:55| Comment(0) | コウとツムリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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